my childhood

veganism、創造性、反虐待が3本柱です。

語学学習、英語読書

私のさやかな趣味の話。語学を学習するには旅行するとか買い物するとか映画を言語で聞けるようにするとか、具体的な目標を決めて取りかかれと言うけど、その国の文化への純粋な憧れだけで十分じゃないかと思う。それがいちばん強い動機になるんじゃないか。

 

具体的にしないと、と言われると学習途中でこれは使えてこれは使えなくてと選別を始めてしまう。選別してるうちに、気持ちが削がれて行く。そしてその言語と疎遠になって。

 

純粋に好きな気持ちが原動力なら、これが終わったら次はあれ、と教材をいくらでも見つけられるだろうし、他人の価値観という邪魔者が頭の中に割り込んでこないから、集中して学習できるんじゃないか、なんて思う。

 

LingQを8年くらい使っている。いろんな言語を学習できるし独習好きな人は楽しめると思う。

 

多聴多読、ターゲットにした言語にできるだけ触れることが上達の近道だとすると、一つのレッスンを憶えるまで繰り返し聴くよりも、次のレッスンに移っていけばいい。同じ単語が何度も出てくるのは、同じところを何度も読み返した時と変わらないし、憶えるまで読んでから次に行く、じゃあ人生が終わっちゃう。受験生はそうはいかないけどテストから解放された大人だから自分のペースで語感を楽しみながらやっていける、ストレスフリーの語学学習が出来る。

 LingQでは並行して複数の言語を学習している。15分くらいやって疲れてきたら他のことをやって再開、今度は次の言語に移る、という感じ。他の事、はお皿を洗うことでも本を元の場所にしまうことでも床を拭く、でもいい。さっきは床を拭いたから次の気分転換は窓拭き、でもいい。いっぺんに何かをいつまでに片付けろとせっつかれない生活を送れる人は、小分けにしてちょっとずつ家事を気分転換としてやるといい。

 

今は読書できるのは英語だけだけど、それでも読めないときと比べたら読書生活は何倍も楽しくなった。時々返読するキングのOn Writing: A Memoir of the Craft (English Edition)

On Writing: A Memoir of the Craft (English Edition)

On Writing: A Memoir of the Craft (English Edition)

 

 表現が美しくて読んでカタルシスを得られるカール・セーガンの Cosmos

Cosmos

Cosmos

 

On Writing は「創造性とは何か」「こどもの頃誰もが持っていたような創造の気分のような大事なこと」を思い出したくなった時に読む。

Cosmos は読むと、我々はこの世界に長くて100年しかいられないのだから美だけ求めて生きていればいいんじゃないか、そんな気持ちになれる。内面の塵が掃きだされて付着してたゴミも取り払われたみたいな、すっきりとした軽い気持ちになる。読むと精神の平衡をちょっとだけ取り戻せたような感じになる。

 

今はドイツ語での読書を目標に学習してる。時間とちょっとの労力を使うけど(お金は徹底して遣わないようにしてるためLingQをフル活用)、その見返りは十分すぎるくらいある。それを英語で実感した。だから根を詰めて学習できる。目の前にぶら下がってる餌(=感動)は非常に大きい。だから踏ん張れる。

 

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