my childhood

veganism、創造性、反虐待が3本柱です。

アリス・ミラーを読んで

被虐待児は百鬼丸

// 被虐待児の敵はいつ襲ってくるか分からない、密室だから助けも呼べない、自分は呼んでいい、助けてもらっていい、助けてもらうべきだとも思えない。極度の緊張にまだ幼いのに味方もなく耐えなければいけない。 子息Martin Miller氏の手記を知る前は何もか…

創造性、情緒の安定、精神の平衡

情動は飾りではなく、高度に構築された、存在を賭けた戦いのための導き手である。 アントニオ・ダマシオミラーを読むようになったのは。創造性、感受性、自己表現欲求を正当にも大切に扱ってくれているからだった。 そのミラーが名前を挙げていたので、ダマ…

本心では望んでない

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あまりに不自然な「許し」

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独裁者のこども時代に共通するパターン

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未だに「親心」が万能

ミラーの'The Body Never Lies'を読んでいます。 少しずつ有用だとわたしが思う部分を書き出していきます。 日本では未だ「親心」は万能で、 それに異議を唱えればどんなにその親心から出た行為が理不尽でも咎められる、 異議を唱えて却って傷ついてしまうこ…

和解を画策するセラピストは被害者にとって非常に有害

アリス・ミラーが自身の著作で何度も述べています。 虐待の被害者がセラピーを受ける場合 保護者との和解を画策するセラピストは被害者にとって非常に有害であり 治癒の後退をもたらすもので、積極的に避けるべきだと。宗教では無条件に長上の者、保護者に従…

はっきりしている因果関係

アリス・ミラーの The Body Never Liesを引き続き読んでいる。 アドルフ・ヒトラーがユダヤ人の祖父から虐待を受けて育ちそれが後年のユダヤ人憎悪に繋がったという説は読んだことがあった。 でも三島由紀夫の生育歴は知らなかった。ミラーが著述家とその作…