my childhood

veganism、創造性、反虐待が3本柱です。

本心では望んでない

The Body Never Lies: The Lingering Effects of Hurtful Parenting

The Body Never Lies: The Lingering Effects of Hurtful Parenting

The Body Never Lies第Ⅱ部第8章より。
回転木馬のそばを通りかかり、乗っていたこどもたち〜2歳くらい〜の表情をミラーが観察して

この種の遊具のスピード、次に何が起きるか解らない不安はこの年齢の子達にとって自然なものではなく
こども達を乗せて得られるお金のために大人がやっているだけのことなのだろうとミラーは感じ取る。
ここでミラーは、まだ幼いのに性的虐待を受けた子の気持ちはどんなだろうと考えるのだが。



〜〜〜


身体に拒否反応が表れても、本心では望んでないとわかっていても
商業目的で刷り込まれた偽物の趣味を、そうと認めないまま長年過ごして
自分自身にむりに自分で選んだと思い込ませている。
そんなことは余りにも遍満しているのでもう疑問も持たなくなる。

押し付けられたものでない、本来の欲求を確認できたとき、
今まで掴んで離さなかった大半のものと縁が切れてしまうのをさびしく感じるかもしれない。
でもほんとうの欲求にしたがって生きていける喜びの大きさに比べたら
余分なものを削ぎ落として荷物を降ろした直後の寂しさ、つまらなさくらいなんでもない。

刷り込まれたままでいる、騙されていてあげることは
自分を傷つけることだ。
そのままにしておくのはずっと自分を傷つけつづけるっていうことだ。

沈黙の世界

沈黙の世界