my childhood

veganism、創造性、反虐待が3本柱です。

2011-01-01から1年間の記事一覧

永山則夫、『聖母の御子』

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({ google_ad_client: "ca-pub-8166811153364656", enable_page_level_ads: true }); 永山則夫とカタロニア民謡の『聖母の御子』がセットになって頭に入っている。 彼の一生に思いを馳せるとき、この曲を思い…

創造性、情緒の安定、精神の平衡

情動は飾りではなく、高度に構築された、存在を賭けた戦いのための導き手である。 アントニオ・ダマシオミラーを読むようになったのは。創造性、感受性、自己表現欲求を正当にも大切に扱ってくれているからだった。 そのミラーが名前を挙げていたので、ダマ…

村八分になるとわかっていて

秋田杉を運んだ人たち―詳記 東北林業の文化・労働史 (みちのく・民の語り)作者: 野添憲治出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2006/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る出稼ぎ―少年伐採夫の記録 (みちのく・民の語り)作者: 野添憲治出版…

本心では望んでない

The Body Never Lies: The Lingering Effects of Hurtful Parenting作者: Alice Miller,Andrew Jenkins出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc発売日: 2006/08/01メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見るThe Body Never Lie…

味方になり、やり直しを見守ってあげる人がいたら

秋葉原の、10年前の大阪の、あのつらい事件、あの行動が何によって引き起こされたか 彼らが幼い頃からどんな目に遭ってきたか 人生の途中で完全に彼らの側に立って味方になり、やり直しを見守ってあげる人がいたらどうなっていたか 彼らの親たちが子に対して…

あまりに不自然な「許し」

The Body Never Lies: The Lingering Effects of Hurtful Parenting作者: Alice Miller,Andrew Jenkins出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc発売日: 2006/08/01メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見るThe Body Never Lie…

独裁者のこども時代に共通するパターン

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({ google_ad_client: "ca-pub-8166811153364656", enable_page_level_ads: true }); ミラーが見出した、歴史上の独裁者のこども時代に共通するパターン:極端な残忍さ、親の理想化、暴力の賞賛、苦痛の否定、…

未だに「親心」が万能

ミラーの'The Body Never Lies'を読んでいます。 少しずつ有用だとわたしが思う部分を書き出していきます。 日本では未だ「親心」は万能で、 それに異議を唱えればどんなにその親心から出た行為が理不尽でも咎められる、 異議を唱えて却って傷ついてしまうこ…

和解を画策するセラピストは被害者にとって非常に有害

アリス・ミラーが自身の著作で何度も述べています。 虐待の被害者がセラピーを受ける場合 保護者との和解を画策するセラピストは被害者にとって非常に有害であり 治癒の後退をもたらすもので、積極的に避けるべきだと。宗教では無条件に長上の者、保護者に従…

はっきりしている因果関係

アリス・ミラーの The Body Never Liesを引き続き読んでいる。 アドルフ・ヒトラーがユダヤ人の祖父から虐待を受けて育ちそれが後年のユダヤ人憎悪に繋がったという説は読んだことがあった。 でも三島由紀夫の生育歴は知らなかった。ミラーが著述家とその作…

Alice Miller 'Body Never Lies'

感情は意識的な努力でうまれてくるのではない。 ここぞというときにこれぞという理由があって感じられる。 感情が導いてくれる。 強いられて好きになることは出来ない。 好きな振りは出来ても。怒りや拒絶を押し殺して「いい子」でいたら、 それまで感情がそ…

9月8日木曜日 晴れ

その演奏は本物だったので、聴いてショックを受けたときは虚飾も欺瞞も叩きつぶしたくなって 感心してもらうための見せかけの趣味に我慢がならなくなった。 「真実の瞬間に立ち会った」、そういう体験をしたから、どこへ出ても気後れしなくなった。。 対面し…

9月5日月曜日 雨/曇り

精神が内側に内側に向かっているときの幸福感を覚えたら、 自分なりの価値観で生きていくことに不安もなくなる。 生きてく上で求めるものが人と違う事に自由と充溢感がわいてくる。 こどもの頃はだれでもわかってることだけど。 優美さや繊細さを求める気持…

9月4日 日曜日 雨

高橋竹山に聴く ―津軽から世界へ(新版) CD付き作者: 佐藤貞樹出版社/メーカー: 津軽書房発売日: 2010/05/30メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る90年代に聴いて、人生が変わるほどの衝撃を受けた。 「真実の瞬間に立ち会った…

9月2日  金曜日  曇り・雨

Bohm-Biederman Correspondence: Creativity in Art and Science作者: Charles Biederman,David Bohm,Paavo Pylkkanen出版社/メーカー: Routledge発売日: 1998/12/03メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るこどもの頃には誰…

8月30日火曜日 晴れ

ふとした拍子に、ものが立体的に見えていた頃の感覚がよみがえってくる。 そうであった頃とはなんのつながりも一見なさそうな言葉や体験から それが端緒になって次から次へと流れ込むように感覚がもどってくる。自ら望まずに身につけた価値基準を意識して削…