生き方がちょっと変わった本
不健康だった若い頃は
心身ともに本当に不健康でした。
食事はむちゃくちゃ、人様への態度も。
思い出したくないほど。
態度を改めたのはちょっとでも幸せに生きられたら、と読んだ代替医療系の本にあったことを実践してからでした。
アンドリュー・ワイル医師の本が健康オタクになるきっかけでした。
それ以前は市販薬は飲むはジャンクは食べるは喫煙もするは。
香料たっぷりのシャンプー、有毒洗剤、そういうものをどっさり使うのがちゃんとした生活だとさえ思っていました。
よく体が持っていたなと体質改善してちょっとだけ丈夫になってから思いました。
今同じことをやったら1日で体が重くなるような生活を何年も続けていました。
ワイル氏の「ナチュラル・メディスン」は薬に頼りきりだった私には目から鱗でした。
1993年刊行だから25年も前の本だけどまだまだ読まれているし巻末の辞書のように使える症状別の自己療法で
通院も服薬も無く風邪や関節炎、腰痛(!)を治せてからは面白くて類書を読み漁りました。
食べ物と運動についてはもちろんのこと、気の持ち方についての記述もあり
それが私には新鮮でした。
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勝手でワガママで、日常的に小さな環境破壊をバンバンやっていた自分にはものすごく新鮮だった。
心を整えたら、体も整ってくるなんて、思ったこともなかったから。
徐々に健康になって、自分のそれまでを振り返る余裕が出来てきたら
子供時代の環境や、どうでもいいことだと思っていた実はどうでもよくないことなど(主に子供時代の内的世界)について
考えるようになりました。
それ以前の無茶苦茶な生活には戻れませんでした。
ものすごくいい加減な大人だったのがちょっといい加減な大人に変わり
子供時代どうしたかったのか、何に没頭していたのかを思い出しながら生活するようになったら
人間関係もちょっとずつ変わっていきました。
セミナーや合宿に参加しなくても、本一冊で問題が解決することもあります。
健康が基盤です。やりたいこと出かけたい場所会ってもらいたい人物がいても
病気がちでちょっとした遠出もできないとしたら
諦めなきゃいけない。
やりたいことがある人、心的外傷から回復したいひと、心身ともに辛い人は
自分にとっての「ナチュラル・メディスン」(専門家の書いた自己療法本)を探して読んでみるてください。